高橋佳子講演会公式サイト
11月5日(日)、「2023高橋佳子講演会」が開催されました! パシフィコ横浜国立大ホールから全国4カ所を結んで、約8000名の方々が参加
高橋先生はどのような方で、日頃どのような活動をされているのか
先月より金沢から始まった「2023高橋佳子講演会」が、11月5日(日)、秋晴れの空の下、パシフィコ横浜国立大ホールを発信拠点に、山形、岡山、福岡、鹿児島の各会場を結んで開催され、約8000名の方々が参加されました(講演テーマ「人生を取り戻す」)。
パシフィコ横浜国立大ホールのマリンロビーには、講演者の高橋佳子先生と「魂の学」を紹介するボードが立ち並び、開場直後から多くの参加者で賑わい、大変な熱気に包まれました。プログラム開始前から会場は3階まで満席となりました。
プログラムの冒頭、人生を取り戻すための大切な前提として、参加者全員が、自らの心のタイプとその特徴がわかる「自己診断チャート」に取り組む時間が設けられました。
続いて、高橋先生はどのような方で、日頃どんな活動をされているのか――その一端が紹介されるとともに、人生において痛切な「喪失」を体験された1人の女性が、先生に導かれ、癒やしと再生の道を歩んでいる映像記録により、参加者の方々の中に人生を取り戻すことへの希望が満ちてゆきました。
インビジブルシェルを解除し、「もう1人の自分」を生きる
休憩の後は、いよいよ高橋先生の講演です。
先生は、「コロナ禍の3年という長いトンネルを出た今、改めて自らの人生について考えてみたい」とおっしゃり、お話を始められました。そして、人生の教訓を伝える神話や物語を取り上げて、人生喪失の危機に満ちたこの世界の中で、どのようにすれば希望を見出すことができるのか――その鍵は、人間の中に眠る「もう1人の自分」を見出すことにあることを示されました。
しかし、私たちは誰もが「いつもの自分」で生きていて、「もう1人の自分」に気づくことができない。心は、インビジブルシェル(見えない殻)に覆われ、固くロックされて魂の次元にアクセスできない状態にある。そのインビジブルシェルを解除して、「もう1人の自分」を発見し、育むとはどのようなことなのか――先生は、2名の方を順番に壇上に呼ばれ、それぞれの人生を通して、その道すじを具体的に紐解いてゆかれたのです。
試練の中で自らを見つめ、「もう1人の自分」の声を聴き続けることによって、本当の願いを生きることへと導かれていった歩みに、会場から割れんばかりの大きな拍手が送られました。
最後に先生は、このように語られました。
――皆さんの中には、「もう1人の自分探しは特別なこと、厄介なことであり、今すぐ取り立てて始めなくてもよいのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、本当にそうでしょうか。人生には様々な危機が満ちていて、インビジブルシェルのまま人生の難所をわたってゆくのは無謀なことと言わざるを得ません。……皆さんの中には、「もう1人の自分」が眠っていて、呼び出される日を待っています。これよりの人生がその日に向かい、光に満たされた日々になりますことを心より祈念しています。――
講演を終えられた先生は、客席に降りられ、約1時間にわたって参加者の方々に親しくお声をかけてゆかれました。
こうして、参加者の方々の「もう1人の自分」を探す歩みが始まったのです。
参加者の声
●インビジブルシェルの奥にある願いを見つけることが1番大事なのだと感じた
今回初めて参加して、想像していた以上にエネルギーが集中している場だと感じました。皆さん、自分の内なる叫びや願いに、実際にフォーカスして生きていらっしゃる方ばかりで、笑顔が素晴らしいですね。お2人の実践報告をお聞きして、本当の自分の願いはインビジブルシェルの奥にあり、それを見つけることこそが1番大事なのだと感じました。今日、特に印象に残ったことは「自分の人生は、自分のためだけにあるのではない」という言葉でした。私も、自分の中の願いを探し出して、実践報告のお2人のように、世の中のために生きてゆきたいと心の奥底までひしひしと感じました。(30代男性・初参加)
●「もう1人の自分」にすごく興味がある
私は、訪問看護師として、患者さんとご家族が自分らしく過ごしていただけることを考えていて、先生がおっしゃる「もう1人の自分」にすごく興味があります。今、やりたいことがあって大学に行き始めたのですが、壁にぶつかっているんです。これを乗り越えないと、きっと「もう1人の自分」ががっかりして、中途半端な自分になってしまうと思いました。これからの人生、「人助けをしたい」「地域に貢献したい」「環境をよくしたい」という3つの目標があるので、学びを深めてゆきたいと思っています。(40代女性・初参加)
●これからの時代、人間の心のバージョンアップが必要だと感じた
テクノロジーの進化が人間の力を奪うのではないかと懸念される中、先生は、テクノロジーの進化はウェルカムだが、失ってはいけない大事なことがあることを指摘されて、私が求めていたことへのヒントを頂いた気がします。先生は、ご専門ではないはずなのに、お会いした瞬間にそのお話をされたので、「いったいどうして本質がおわかりになるのか!?」と驚きました。テクノロジーの進化は、私たちに大きな影響を与えると思いますが、それを決めるのは人間の心だと思うので、人間の心のバージョンアップが必要かなと思います。今日は、その答えを頂き、自信がついたような気がします。(50代男性・初参加)
●今日は人生をよい方向に変えてゆく機会になった
終了後、お目にかかったとき、先生は、私の親族に会ったことがあるとおっしゃり、今日、参加したことも本当にご縁があると感じました。実践報告をお聴きして、経営者として、トップに座る人間として、心がけなければならないことが、ここにあると感じました。普遍的価値を手に入れるためには、学んだことを日常生活の中で実践してゆくことなんだと感じました。今日は、人生をよい方向に変えてゆくよき機会になりました。仕事上、人に影響を与える立場にいますので、この場の学びは、自分の経営者としての器を広げる機会になると思います。(50代男性・初参加)
●モヤモヤしていた霧が晴れたような気持ち
自分の中にいる「もう1人の自分」とどうつきあってゆくのかを具体的に見せていただき、目から鱗でした。まさに、モヤモヤしていた霧が晴れたような、良い方向に行く助けになると感じています。私は、内科の医師ですが、日常の診療でも、患者さんは精神的に迷っている方も多く、そういう方をトータルに診るのが医者の役割だと思います。この場で学ぶことで、病気だけでなく、その方のバックグラウンドや、その方の「内なる自分」についても助言できるようになれるのではないかと思いました。(50代男性・初参加)