高橋佳子氏の「魂の学」に共感しますー講演会開催によせて

二階 俊博さん
衆議院議員、自由民主党幹事長
この国を守り、この国の人々を守るために
この夏、自民党幹事長としての連続在職日数が最長となりました。議員仲間から、「二階さんは政治の仕事をするために生まれてきた」とよく言われますが、私の中で「本当にこの国を守りたい」という想いが日に日に強くなっています。
政治は、多くの人々の協力があって初めて前に進むものです。そのためには、異なる個性の人たちが互いを尊重し、協同してゆくことが必須です。私が人生の師と仰ぐ高橋佳子先生は、その点においても、まさに最高のモデルであります。
忘れることができない高橋先生との出会い――それは、8年前の東日本大震災直後、自民党の私たちがいち早く被災地の視察に赴いたとき、花巻空港で先生と偶然お会いしたことです。先生は作業服の凛々しい姿で、被災された多くの方々に寄り添い励ますために、まだ修羅場そのものの現地に陣頭指揮されるために向かわれていました。
世の中には、立派なことを語っても行動が伴わない方が少なくありません。しかし、自ら現場に赴き、被災者が困難を乗り越えるまで身を粉にして尽くされる高橋先生の姿に、私は敬服しました。
そして先生は、常に1人ひとりが最高の可能性を引き出すことができるように導かれます。たとえ初対面であっても、その人がどんな人生を歩んできたのかを瞬時に見抜き、指導されます。
国難とも言える今、先生が提唱される新しい生き方を、もっと多くの日本人が知り、実践したら、日本の将来は明るくなるに違いありません。
瀬戸 晥一さん
総合南東北病院口腔がん治療センター長、鶴見大学名誉教授、元日本学術会議会員
新しい口腔がん治療のモデル確立に向けて
私はこれまで、口腔外科医として口腔がん治療に取り組んできました。福島県の総合病院に移り、世界初の「ホウ素中性子捕捉療法」(BNCT)を病院に創設することに関わって以来、口腔機能を温存する口腔がん治療の開発に傾倒してきました。口腔がんは、ある程度進行すると手術をしても口腔機能が失われることが多いのです。患者さんがしゃべれず飲み込みができなければ医療になりません。そう悩んでいるうちに、陽子線、血管内治療、免疫治療、光免疫などが急速に進歩し、「切らずに治すがん治療プロジェクト」も夢ではなくなりました。
この前例のない取り組みは、研究面でも、組織運営の面においても、想像を絶する試練と困難の連続です。その中にあって、事態をどう読み、どう最善の道を切り開けばよいのか、高橋先生は、心と現実を包括的に捉え、永遠の生命の人間観による新たな問題解決の扉を開いてくださいました。先生とお会いすると、くじけそうになったときでも、「あきらめずに別の方策でやってみよう!」と、心の底から新たなエネルギーが湧いてきて、不思議なほど具体的なアイデアが次々と出てくるのです。今、医療の世界でも人工知能(AI)が目覚ましい進歩を遂げていますが、「魂の学」は、「魂である人間がAIを使いこなす」という本来の道を明示しています。まさに今、医療のあり方を根本から見直す時が来ている――その道しるべがここにあると確信してやみません。
マイケル・デンハムさん
脳科学・人工知能(AI)研究者、プリマス大学名誉教授
魂と脳・意識のつながりを研究したい
私は、脳科学と人工知能(AI)の研究者です。初めて「魂の学」を学ぶセミナーに参加し、高橋先生の講演をお聞きしたとき、自分があまりに深く感動していることに衝撃を受けました。そして、先生と握手したとき、「『魂の学』が脳と意識にどう関係するのかについて研究したい!」という、私の心の奥にあった願いに気づいたのです。
先生が提唱される「魂の学」によって、私たちは自分を成長させ、宿命を逆転させるために辿るべき道を理解できるようになります。そして、そこには、人はどうすれば変わることができるのか、とりわけ心の深奥に隠された魂の願いを引き出すにはどうすればよいかが、明確に具体的に示されているのです。
そればかりでなく、「魂の学」は、AIに関する倫理的問題を解決するために有益な示唆を与えてくれます。それは、世界が向かいつつある方向性に直接関わるものであり、日本のみならず、新しい時代のグローバルな宗教になるでしょう。なぜなら、民族や文化を超えて、あらゆる人々がそこにコミットすることができる普遍性と広がりを抱いているからです。
私は、先生が私の魂の願いについて洞察と理解を与えてくださったことにお応えしたい。そのために、ぜひ欧米社会に「魂の学」の素晴らしさを伝えてゆきたいと強く願っています。
工藤 泰子さん
気象予報士、理学博士
心と現実のつながりは温暖化対策にも必要な法則
私は現在、民間の気象会社で主に地球温暖化対策に関わる業務に携わっています。就きたい仕事に就いたにもかかわらず、以前からどこか心がすっきりせず、「私の本当の使命は何なのか……」という想いがありました。止まらない温暖化に危機感と焦りを募らせながらも自分に何ができるのか、自分の人生を読むことができず、その探し方もわかりませんでした。
転機は4年前、「魂の学」との出会いでした。仕事上の問題の原因が私自身の中にあったことを発見したときの衝撃。「できるのに、していないことがたくさんあった」。初めて事態に対する主導権を奪回した瞬間でした。
その後、唯物的な世界観に染まっていた私も、次第に見えない心の力、見えないつながりに目が開かれてゆきました。起こっていることは自然科学的事象であっても、この地球上で生きる人々、同胞である人間の想いが関与していること――まさに、「心と現実のつながり」を実感する体験へと誘われていったのです。
今、私の中には、「熱中症で亡くなる人がないように、温暖化の影響から地球市民を守りたい」という強い願いがあります。地球温暖化とそれが及ぼす影響には、私たち人間の心のありようと生き方が大きく影響している――それは、温暖化対策に取り組む私たちにとって不可欠の視点であり、その道を示してくれるのが「魂の学」だと信じています。